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Honda F1撤退を発表

ホンダがF1からの撤退を発表しました。
朝一番に飛び込んできた断片的なニュース。その時点ではまだ漠然としていましたが、午後には本田技研工業の福井社長の記者会見がありました。それは、今回の「撤退」は金融危機による経済的な影響だけではない強固な意志を感じさせるもので。

ちょっとまじめなお話。
今回の撤退に至った直接のきっかけは、世界的な景気後退による自動車販売不振による経営の悪化によるもの。株主からの声が大きいという説もある。年間500億円ものレース費用を軽減することで、本業への資金投入をはかることができる。また多くの人員削減が叫ばれる中、結果を残せないF1に経費を使うべきではないという判断もあるのでは。
F1の世界に目を移せば、費用のことだけでなく、F1の技術が市販車に活かせるのかということもある。参戦第3期にホンダが成績を残せなかったということもある。
そして「自動車」というものを考えたとき、今のようなガソリン自動車からのさらなる変化・進化が予想され、自動車メーカーとしてどう対処していくかということも大切な視点だったのだと思う。

そんなことを考えると撤退に至る決断は、なかなかホンダらしいと感じられたりもしてきます。

もちろん、いちF1好きとしては、そんな達観した気持ちだけではありません。
朝に一報を聞いてからずっと、ざわざわした想いが胸の中にあって。来年の鈴鹿にわたしはどうすればいいのだ? わたしが見たいのは鈴鹿を走るホンダ(できれば日本人ドライバーで)なのだ。鈴鹿に帰ってきたF1で誰に「おかえり」を言えばいいのだ? などなど...

わたしにとっては第2期の活動が鮮やかに目に焼きつき、心の中に残っています。エンジンサプライヤーとして、ウィリアムズ、マクラーレンと組んだ華々しい日々。ちょうど日本GPが開催されるようになった時期でもありますね。そこにはセナもいましたね。たくさんの懐かしい顔が思い浮かびます。
第3期は2006年のハンガリーでの1勝があるにしても、なんだかしっくりこない戦いっぷりばかりを感じていました。来期はロス・ブラウン体制も整うのでは、と言われていたのに...
そんなこともあり、ホンダのいないF1には寂しさや空しさがあります。これからのF1自体がどうなっていくのだろうか、そして鈴鹿はどうなるのだろうということも気にかかります。

それでもやはり、変わらないものはないのだと思うと、これはひとつの過程です。
今回、「撤退」という言葉が使われました。いつか鈴鹿に帰ってきて勇姿を見せてほしいという想いがあると共に、今と同じままのF1に戻ってくるとは思えないし、それは受け入れられるようにも思えます。(受け入れるしかないわけですが。)
ただ、ホンダからレーシング・スピリッツがなくなることは無いでしょう。新たな夢の始まりを待ちたい、そして鈴鹿を駆け抜ける姿を観られる日がやってくると信じたいです。

せめて最後にレースをしている姿を見てお別れしたかった。
そんなセンチメンタルな想いだけはぬぐえないけれど、亜久里さんがテレビ番組のインタビューで発言していた言葉に尽きるのかもしれません。
「発表している福井さんがいちばんつらいのだと思いますよ。」


以下、Honda公式リリース。

私どもHondaは、このたび、2008年をもってF1レース活動から撤退することを決定いたしました。

 サブプライム問題に端を発した金融危機と、それらに伴う信用危機、各国に広がった実体経済の急速な後退により、Hondaを取り巻くビジネス環境は急速に悪化してきています。
当面の世界経済は不透明さを増すばかりであり、回復にはしばらく時間がかかることが予想されます。

 Hondaはこの急激かつ大幅な市場環境の悪化に対し、迅速かつフレキシブルに対応をしてきましたが、将来への投資も含め、さらに経営資源の効率的な再配分が必要との認識から、F1活動からの撤退を決定いたしました。今後のHonda Racing F1 Team、英国でエンジンの供給を行ってきたHonda Racing Development Ltd.については、チーム売却の可能性も含め従業員と協議にはいります。

 Hondaは第3期のF1活動として、2000年よりB・A・Rとの共同開発という新しい形での参戦をいたしました。その後のF1を取り巻く環境変化により2006年よりHondaが100%出資するチームとしての運営に移行しました。最高峰のレースへの挑戦は、思いのほか厳しい道のりでしたが、多くの応援を頂き、2006年に貴重な1勝をあげることができました。頂いたご声援に十分お応えすることなく撤退の決定をすることは大変困難をともなう決断でした。

 今後は、この激動の時代を生き抜き、レースで培われたチャレンジング・スピリットをもって、様々な新たな課題に引き続き挑戦し続けてまいります。

 これまで、ご声援をくださった多くのファンの皆様、そして活動を支えてくださったF1界の皆様に対し、心よりお礼申し上げます。

 ありがとうございました。


 本田技研工業株式会社
 代表取締役社長
 福井 威夫




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Comment : 2
Category : Formula-1 | Thema : F1グランプリ | Genre : スポーツ


Comment

午前中の突然のニュースを見て外出したのだけど、外出の間私も気持ちが落ち着かなくて、kunちゃんと同じようなこと、いろいろ考えた、いろいろ思い出してた。
帰って真っ先にニュースをチェックして、ああ、やっぱりそうなのね…と、なんとも寂しい気持ちになってしまった。

> せめて最後にレースをしている姿を見てお別れしたかった。
そうなの、なぜこんなに寂しいのかって、それだと思う。
上海サーキットで、もっとしっかりホンダを応援すればよかったって。…後悔先に立たずだわ。
でも、今シーズンのホンダでは、どうにも応援する気になれなかったし、来季はきっとマシになるだろうって思ってたし。

でも私は、第4期がいつか来ることを信じたいと思う。
変わらないものはないなら、いつかまた鈴鹿を走るホンダが見られる日が来るってね。
2008/12/06(土) 02:09:29 | URL | けろにあ #tnzvu2vM[ 編集]
>けろにあ

仕事中だし合間に携帯サイトでいろんな情報を見つつまんじりと過ごしてました。

>上海サーキットで、もっとしっかりホンダを応援すればよかったって。…後悔先に立たずだわ。
>でも、今シーズンのホンダでは、どうにも応援する気になれなかったし、
>来季はきっとマシになるだろうって思ってたし。

まったくもって同感。不意の別れはもってきようの無い想いを残します。

ホンダからレーシング・スピリッツがなくなることは無いと思いたい!
でも今と同じF1に戻っての第4期といものはないだろう、
今回の撤退でホンダは新しい何かに向かおうとしていると思えてきます。
(ちょっとこのあたり、伝えきれてないので本文に加筆しました。)
新たに鈴鹿を駆け抜けるホンダの姿を観られる日が訪れますように。
そのときも一緒によろしくだよ!
2008/12/06(土) 18:43:53 | URL | kunco=clio #sy6HPlss[ 編集]

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